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時計型薪ストーブの使用感想

ホンマ製 時計型薪ストーブのスペックと使用感想HEADLINE

ホンマ製作所 時計1型薪ストーブ AF-60のスペック

ホンマ製作所 時計1型薪ストーブ


材質: 鉄製(薄鉄板)
本体のサイズ: W400×D600×H345mm
本体の重量: 5.9kg
煙突の経: 106mm
天板組蓋(5枚)の内径 φ: 中央の組蓋+119、153、198、280、本体内径333
使用薪の最大長: 500mm
オプションで「ガラス窓付き替え窓」が装備できます。
交換用の部品として、組蓋・前蓋・中子 (ストーブ内の仕切り板)がラインナップされています。
※使用にあたっては煙突を別途購入する必要があります。

薪ストーブ 時計型用 ステンレス 煙突セット D 106mm

薪ストーブ 時計型用 ステンレス 煙突セット D 106mm


全てステンレス製のシングル煙突になります。
T笠 (トップ)φ106 ×1
半直筒 φ106 455mm 375mm ×2本
エビ曲 90度 φ106 140 mm 85mm ×1本(本体との固定バンド別途購入)
私の場合「煙突セットD」を本体と合わせて使っています。やや低い感じもしますが 薪ストーブ本体を野外に設置して使う分では難なく使えています。風などによる万が一の転倒防止策に、エビ曲と本体を繋ぐ際に「固定金具や固定バンド」をしておいた方が良いかと思います。※煙突のパーツは単品でも購入する事ができます。

時計1型薪ストーブ(AF-60)の個人的な使用感想

あくまで冬場限定で「自宅の庭先でしか使用しない 一個人の使用感想」なので、数ある参考の中の1つと考えてください。

新品から一番最初の火入れの際に、

高熱になった部分の塗装や保護油が焼け焦げて、薄い煙と臭いが本体から発生します。数分でおさまりますが、あれよあれよと本体が焼け焦げて特に高熱の部分は黒くなり、残った塗装部分も艶が引いて新品の時の姿は何処へやら(笑)
因みに、熱によって発生する本体からの煙は次回からは極端に少なくなり、3回目くらいの使用では全くと言って良いほど出なくなりました。一番最初の火入れの時は、保護油が薪と一緒に燃焼されるため燃焼室の温度が高温になりますので、鉄板の慣らしとして 少量の薪を焚いたほうが良いと思います。


素材が薄い鉄板なので、
薪が燃え出すとストーブ全体への熱の伝わり方は速く、薪ストーブの周りの温度も直ぐに暖かくなり「薪ストーブを囲んで暖をとる」事ができます。ただ、外気温が特に低い青空環境下では 燃料(薪)が一定量より少しでも不足気味になると 途端に薪ストーブと周りの温度が下がってしまいます。蓄熱性に関しては良いとは言えないというのが率直な感想です。(燃やし続けていれば凄く温かいんですけどね)

耐久性に関しては、熱による塗装の劣化と酸化による錆は仕方がないですが、それでも雨や雪にさらさなければ、恐らく2年くらいは使えるのではないでしょうか?
個人的には本体も煙突も消耗品という考えで、性能や耐久性を考慮しても「1万円以下で 楽しめる薪ストーブ」が一式揃うならまずまずかな?と思っています。(万が一の災害時の備えにもなる分けですし)
シーズンが終わったら錆止め代わりに安いスプレー塗料でも塗って保管するつもりです。
4回使用後の時計型薪ストーブ

毎回 物置から出して煙突をセットして使っていますが、

流石キャンプやアウトドアのシーンに多く登場するだけあって、1人で楽に持ち運べて簡単にセットができる点と、煙突セットDと小道具などが本体の中に収納できるのは利点です。ただ、本体の前方の横幅が広く物置の中の収納スペースが取られてしまうのが少し難点。(横幅が広い分 使用時は安定感があって良いのですが)
AF-60 薪ストーブ

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