庭先で薪ストーブを楽しもうと「時計型薪ストーブ」を購入したわけですが、実際に進めていく内に不便に思うことが出てきたり効率を悪く感じた際に、ちょっとしたサポート品を買い足しました。絶対に必要な物ばかりではないですが、私の場合と言うことで参考までに「有れば快適なサポート品」をご紹介致します。
革製の手袋で必需品と言っても良いくらい毎回使用します。
薪をストーブ内に入れる際の火傷や怪我の防止、薪割りの際の切り傷の予防品として重宝します。また、棘のある小枝なども貫通し難く、ダッチオーブンなどの熱を持った調理器具を扱う際の火傷や怪我の防止をサポートしてくれます。当然、使っていく内に汚れがつくものなので、その時は普通に洗濯します。専用のものは高額なので溶接用の革手袋などでも代用が可能です。
小ぶりの斧です。(片手サイズと言うのでしょうか?)
買ってきた薪や伐採された小径丸太を更に細くする為に使います。薪の着火から炎の安定期まで数種類の太さの薪を使い分けるとスムーズに焚く事ができ、料理などでは火力調整の為に細巻きをメインに使う場合もあります。薪割りツールとして斧かナタを1つ持っておいた方が薪ストーブの楽しみ方も広がると思います。
薪(木)の含水率を測定するツールです。伐採した木材や濡れた薪は、予想以上に水分を含んでいることも多く生乾きの状態で燃やしてしまうと、モクモクと白煙が出てしまい近所迷惑になる事もあります。因みに、薪素材の保水率は20%以下がベストとされており
このツールを使う事で、薪素材の保水率を容易に知ることができます。独自に集めてきた薪素材も「
すぐに使える状態なのか?暫く乾燥が必要な状態なのか?一目で判断できる

」という分けです。
その名の通り接触しないで温度が測れる温度計です。引き金を引くとピンポイントレーザーを照射し、そこを中心に周囲の温度を測定します。ストーブの温度や調理用鍋など温度の測定に使います。
鋳物製の分厚い調理用鍋で殆どの料理はこれで作っています。重量は重いですが熱が逃げにくく全体(鍋)の温度が満遍なく保たれるので食材の芯まで熱が通ります。寒い冬場の庭先薪ストーブの強い味方です。

圧力鍋のような効果も期待でき、水分が逃げないので野菜の無水料理などが簡単に作れます。勿論、煮たり焼いたり揚げたりと通常の使い方も可能です。また、蓋の上に焚いた薪などを載せて上から熱を送る簡易オーブン的な事もできます。

蓋単体をひっくり返して焼きそばや焼き肉などの「鉄板焼き料理」に使用ができ、更に蓋の上に網を乗せると「簡易バーベキュープレート」のようなな使い方もできます。
消えきらない薪や炭を強制的に消化させるためのツールです。薪ストーブ内に残る薪や炭を火バサミなどを使って火消し壺の中に入れ蓋を閉めて暫く待ちます。すると、火消し壷の中が酸欠非状態になり消化する仕組みです。急な天候の変化や急用など、薪ストーブを停止させなければならない事態の時に役に立ちます。蓋のある空き缶なども火消し壺として代用できます。